横置きダメ!ゼッタイ!
日本の住宅事情的にはこれが一番に思います
最大で、約5x5mの広さを自由に歩きまわれるVRデバイス「HTC VIVE」。
これの使用にあたっては、人間の位置情報を取得するためのトラッキングデバイスを、部屋の対角線上の天井付近に2つ設置する必要があります。
説明書を見ると、壁にネジ止めが推奨となってるんですが、日本の住宅事情的には賃貸が一般的ですし、壁が鉄筋でネジが通らなかったりすると、なかなか対応できないですよね…。
そこで、三脚にカメラを固定するのに使う「カメラホルダー」をトラッキングデバイスに接続して(ちゃんとはまるようにトラッキングデバイス側にネジ穴が開いています)、それを突っ張り棒にはめて設置するのが一般的なようで、私もそうしています。
ひとつ1200円くらいしますが…。
注意点は、上の漫画の通り「ゼッタイに横置きは厳禁」
そこで注意点です。 横置きは、床部分が完全にフリーになるのでVRで歩き回れる範囲を増やせる利点があり、私のように狭い部屋でやりくりしていると、その利点に誘惑されてしまうのですが、それでもこれはゼッタイダメです。
差し渡しが3mくらいの大型の突っ張り棒を使うことになりますが、そうなると、どんなにきつくはめても数ミリの誤差はその内必ず出てきます。 そうなれば突っ張り棒自体も大型なので重量がありますし、トラッキングデバイスもメカで普通に重いので、カンタンに落下します。
私の場合は本当にたまたま、偶然クッションが置いてあったので助かりましたが(帰宅したら落っこちてて本気で冷や汗出ました!)、あの重いトラッキングデバイスが天井から床に直接落ちたら100%壊れます。アウトです。
縦置きした分、トラッキングエリアがデバイス2つ分、タテヨコ20cmくらいずつ減ってはしまいますが、安全第一で設置しましょう!
以上、経験者の失敗談でした。 皆さんのVRライフの助けになれれば幸いです!