お絵かき等でiPad を使い倒しつつVR(HTC VIVE)で遊んでいる人は少ないかもですが、結構痛い落とし穴だったのでその記事を書きます。
最初、ナニが起きたかさっぱり判らずに半日調べてやっとこ原因にたどり着きました……。
ある日突然 Steam VIVEが立ち上がらなくなっていた
ちょっと間を空けて使わないでいて、何とはなしに立ち上げるとVIVEがエラーを吐き出して立ち上がりません。
「SteamVRの主要コンポーネントが正しく動作していません。」(306)

そりゃあ、主要な何かが正しく動作していないんだから起動もできないでしょう。

原因不明の理由ですか……。orz
トラブルシューティングを調べても、多岐にわたる原因と解法があって目がクラクラします。 「USBケーブルはちゃんとささっていますか?」「電源は接続されていますか?」みたいなしょうもないノイズをかきわけるだけでも大変です。
ともかく、しらみつぶしに見ていった結果……
あやしい記述を発見。

PC周辺機器でトラブったらまず競合を疑う。 これは自分の20年来のPC歴からの教訓です。
しかしこうして見てみても、それらしいデバイスやソフトウェアは無い……
ん?
「USB でとりつけた Apple Cinema Display」?
そういえばそんな感じのものを入れていたっけか…?
こいつだ…!
まさに、Apple 製品である iPad pro を、USBでマルチな Display としてPCに繋ぐためのソフトウェア!
ここ最近は立ち上げてなかったので、PC上のタスクとしては走っていないと思っていたんですが、それは甘かったのか?
状況証拠は揃っていますが半信半疑になりつつ、PC側にインストールしてある Duet Display をアンインストーアル&再起動すると……。

キター! ビンゴでした。
VRマンには地味に面倒な Duet Display
Duet Display を起動してなくても影響あるのが面倒ですね。
もし、Duet Display の恩恵がもっとあったら、「絵を描くのに集中したいときはVRを使わない」「VRしたい時は Duet Display をアンインストールする」とかで運用するんですが、私はこのDuet Display の「pro」を持っていないので、さほど便利ではないんですよね。
Duet Display のノーマル版は筆圧&傾きの検知がされないので、液タブ運用としては論外なんです。 なんで pro にしないといけないのかというと「高いから」。 導入時に2400円払ってるのに、その追加機能のために年間また2000円以上ものお金を払うのはちょっと無いです。
ていうか、こんなんならノーマル版も要らなかったなあという、割と買って後悔したソフトウェアでもあるので今後もproにはしないでしょう。
一応、各種お絵かきソフトウェアの「プロパティウインドウ」を出しておくのに便利なので入れたままにしてましたが、ちょっとこれだとしんどいので、アンインストールのままにしておきます。
というわけで以上、意外と共有されていない Duet Display のデメリットについての記事でした!
わたしのような人間の手助けになれれば幸いです。