悩みが尽きないストレージ容量の問題ですが…
主にお絵かきとネットブラウズで、「iPadPro9.7インチ」の32GBモデル~「iPadPro11インチ(2018)」64GBモデルを使ってきた、私の所感を書きます。「iPadAir4」も、2018年版iPadPro11インチとほぼ同機能で64GBなので、参考になるはずです。
「お絵かき目線」です。 私がどの程度の(底辺の)絵描きかは、このサイトにアップしている内容が全てですので、そこらへんはお察しのうえお読みいただければと。↓こんな程度です。
書くからには正直に書きますが、 皆さんにおかれましては、私見のひとつとして参考にしていただければと思います…!
ガチ写真・動画撮影とかゲームしなければ64GBで充分では
「ガチ写真」というのは、4k写真などの本気で高精細な写真をガチで撮ることですね。動画も4kとは言わずともフルHD画質でガンガンとるなら最低でも256GBは要ると思います。
ゲームは、一本で数GB食ったりするので、これはもう別物ですね。青天井です。
そういうのをせずに、ネットブラウズやSNS(TwitterとかFacebookとかLINEとか)のチェック、Youtubeなどの動画視聴が基本で、それに加えて絵を描くぐらいだ……という人なら、私は64GBで充分に思います。
ちなみに、私の iPad pro11インチ(2018)はこのサイト向けのイラストを描きつつ漫画も描いて、2年使ってまだ 33GB 弱です。ゲームはほぼしません。
PC連携するなら、お絵かきってさほど容量食わない様に思います
お絵かきアプリの容量が思ってたより小さい
お絵かきにしても、私のメインお絵かきアプリの「Procreate」は180MBくらい。 漫画アプリのメディバンも71MB(トーン素材をDLしてもプラス数十MB)、ポーズ参考の3D人形や手モデルのアプリも200MB前後です。
ただ、私は使って無いですが、Clip Studio(クリスタ)は、アプリ単体で6GB要るらしいので(なんやかんやで8GBくらい見ておいた方が良い?)その場合は要注意ですね。
とはいえ、仮にクリスタ入れていたとしても、今の私のiPad proは、まだ33GBしか使っていないので全然余裕です。
クラウドを使える
Dropbox や iCloud を使えば、合計で1GBくらいまでのちょっとした置き場に困ることはありません。 無料プランでなく有料プランに入っている人ならもっと浮かせられるでしょう。
アプリ側のクラウド対応も日々進んでおり、例えば私のメインお絵かきアプリ「Procreate」は、icloud や Dropbox などのクラウドストレージにあるファイルを、直接読み込んだり書き出したりできます。 iPad 本体にファイルがあることは最早必須ではないんです。
Googleドライブは「Gmail」「Googleフォト」のストレージと同居なので一概には言えませんが、最大15GBのクラウドストレージとして使えてパワフルです。 クラウドでも、容量的にも安心できる環境が整いつつあります。
クラウド経由でPCにも逃がせられる
PCなりMacなりにファイルを移動すれば、「保存」については何とでもなります。 iPad には今その時使うファイルと、それに関連する各種データだけを置くようにすれば良いわけです。
クラウドを使っての移動がラクチンですね。 PC側にDLしたらクラウド側を消して完了です。
※とはいえ、私はまだ上記の「逃がし」の必要に迫られてもいません。 サブ機の9.7インチが32GBモデルなので、以前、そっちだけを使っていた頃は、こういった小ワザを駆使してやりくりしてましたけども。
容量で気にすべきは「電子書籍」と「Music」
電子書籍
…特に漫画を読むツールとして最適なのがタブレット。 私の iPad pro もそっちでバリバリ使っています。
今私が使っている容量34GBのうち実に18GBがKindle(本体+書籍データ)です。 ちなみに 書籍:漫画 = 4:6ぐらい で 合計355冊。 うち、iPad pro 本体にDLしてあるのは150冊くらい。 本をiPadにDLすればするだけ膨らんでいきますから、これまた青天井です。
とはいえ、いざとなったら繰り返し読まない本はiPadからは消してしまえばよいですよね。 読みたくなったらまたDLし直せばよいだけのことです。 これは「楽さ」とのバーターで解決できるかと。
Music (2020.03.01追記)
昔で言う(Windowsは今もですが) iTunes……iPadで音楽を聴きまくっている人は、そのデータサイズの置き場所を考慮しましょう。 これは人それぞれですが、すでにたくさん曲を持っている人なら、少なくとも曲データに限っては今後どのくらい必要か推測できるはず。
まあ、曲データがすでに30GB以上ある人なら……128GBモデルは存在しないので、256GBモデルを買った方が安心だと思います。
あとはこまめな掃除(おまけ)
気まぐれにちょいちょい写真や動画を撮ったりしてしまいますが、気が付くと数GBくらいになってたりします。 それらの写真は大抵どうでもよいものばかりです。 こまめに削除しちゃいましょう。 勿体ないと思う感じでしたら、クラウドに逃がすか、USB-Cのメモリスティックとかに移動しちゃいましょう。
使わない初期インストールアプリを消せば3GBくらい浮く
筆頭は作曲アプリの「Garage Band」ですかね。 1.7GBくらいあります。 普通に「設定」から消せるので消しましょう。
こんな感じで、iPadにデフォルトでインストールされていつつ自分が使わないアプリを消していくと、なんやかんやで3GBくらい浮かせられます。
必要になったらまたApp Store からDLすればいいんです。 何度でもDLできますし、追加料金を取られたりなんかもしませんからね。
結構、忘れがち(?)なんですが、iPad pro は液タブではなく、汎用的な高性能タブレットです。 なので、お絵かき人間が全く使わないようなアプリもデフォルトでたくさん入ってます。
よくよく吟味して、使わないであろうアプリは消して行きましょう。 そしてそのアプリの選別作業は、きっと良い iPad pro のスタディになるはずです
というわけで…
私見では、少なくとも11インチモデルでのお絵かき用途については 64GBで充分対応できるかと。
今のおすすめは……
お絵描きスペックとしては iPad Pro 11(2018)とほぼ同等の、iPad Air4ですね。 64GBモデルがありますし、11インチ(2018)よりもずっと安く(しかもお絵描きするぶんにはほぼ同性能)、なんたって2022年1月時点でも最新のAirシリーズです。
なお、↓ iPad Air4 がどんだけコスパ良いか、お絵描き向けには機能的にばっちりなのか、の記事はこちらです。↓
おまけ:128GBだが、2021年のproはメモリ8GB以上。圧倒的火力!
そしてもちろん、お絵描きアプリに朗報な、メモリ8GB(16GBモデルもある!)の圧倒的火力を持つ、2021年版の iPad pro もお勧めです。 ストレージ64GBモデルは無くて128GBからになっちゃうんですが、256GBでないだけよかったなあと……。ていうか 128GBもあれば、Kindle本全部保存できちゃいますね。