お絵かきiPadに重宝なペーパーライクフィルム。これ、何気に消耗品だった模様です……。
私の場合は半年での交換になりましたが、こうなる前に、もうちょっと早く換えても良かったんじゃないかなあとも思ってます。
どうも最近ペン先の減りがマイルドに…
私が使っているペーパーライクフィルムは、こちらのPDA工房さんのものです。
※ちなみにこのフィルムのレビュー記事はこちら。
なのですが、この摩擦力の功罪で、Apple Pencil のペン先の磨耗がえらい早くなってしまったのですね。 大体3ヶ月持たない感じです。
勿論、ペーパーライクフィルムを貼るということは「そういうこと」なので、覚悟はしていたのですが、3ヶ月も持たないというのは誤算でした…。
ですが、2月中旬くらいに3つ目のペン先に交換した頃から、ペン先の磨耗度合いが薄れてきたように思えてきたんです。
Apple Pencil に慣れて、余計な力が入らないように自分が成長したんだな……!
と、喜んでいたのですが……。
ペーパーライクフィルムも磨耗していた
先週末、フィルムの拭き掃除をしている時に、手触りに違和感を覚えました。
妙にツルツルするんです。 それも真ん中だけ。
四方のエッジ3cmくらいはザリザリしていて、これこそ購入当初の手触りです。 最初は汚れの付着も疑いましたが、掃除した後な訳ですからその線はありません。
ペーパーライクフィルムが磨耗……磨り減っていたんですね。 よく使う真ん中部分だけ、よりツルツルになったというわけです。
意外に気付かないけど要注意かと
ただ、これは「ツルツルになった」というだけで、「保護フィルム」としての機能はまだ充分に保持しています。 ツルツルにはなりましたがペラペラにはなっていません。
これまで気付かなかったくらいですし、むしろペン先の減りが軽減されているので、ある意味エイジングと言えるかもしれません。 このまま使っていくのも悪くはない、一瞬そう思ったのですが……。
ですが……
フィルムの摩擦の力を借りずにブレない線を引くには、手と指に余剰の力を込めねばなりません。 つまり、知らない内に手に負担がかかっているという事です。 気付かぬ間に体にストレスを溜めていくのは得策ではありません。
また、部分的に摩擦係数が違うというのもパフォーマンスとしては良くないでしょう。 ていうか気分的に気持ち悪いです。
フィルムは、磨耗しきると金属部分が露出する Apple Pencil と違い、表面のザリザリ部分が磨耗したことでの見た目の変化がとても小さいです。
少しずつの磨耗なので、使っているうちに体の方が無意識にその変化をフォローしてしまうため、意外とこれに気付けないんですよね。
交換してみたらやっぱり違った
というわけで、フィルムを新調してみたのですが、やっぱり手が楽です。 摩擦がある方が描き易いですね。
ていうか、そもそもそれが必要だから……楽をしたいからペーパーライクフィルムを買ったわけなんですからねえ。
多分、私のように筆圧をゴリゴリかけて描く人だけに適用されることかもしれませんが、
ペーパーライクフィルムは消耗品
そういう認識でいた方がよいのかもしれません。 目安は半年ですかね。
日々の使用で、漫然と運用しがちなお絵かきツールですが、掃除をする際にでも、心をフラットにしたうえで「手触りチェック」をして見た方がよいのかもしれませんね。
ていうか、そういう意味でペーパーライクフィルムは「2枚以上買うと割引」とかしてほしいなあ……。
↓ 新しいフィルムのレビューを書きました。 こちらも是非読んでみてくださいませ。
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