2020年版は見送り、2018年版の11インチを使い続けてきたこの私ですが、今年2021年版のこの iPad pro はもう我慢できませんでした……!
では、ここからは私が 2021年の iPad pro 12.9インチ、wi-fi 8GB モデルを選んだ記事を続けますね。
とうとう予約してしまったワケ
メモリ8GBが決め手
2018年版は4GBだったので、なんと2倍です。 私の使っているお絵描きアプリ「Procreate」で使えるレイヤー数がグンと増えます!!!
2020年版の iPad proが出た時には6GBへのパワーアップだったのですが、その時も結構心は揺れたんですよね。
でも、2018年版から比べて、私にとって有意な相違点が、その メモリ +2GB しか無かったので我慢したんです。 LiDARスキャナ付きカメラは使わないですし、CPUの強化もお絵描きにも不要でしたし。
ですが今回はメモリが +4GB と圧倒的。 しかも ”それに加えて” CPUがメモリ管理に強い「M1チップ」になったことで、メモリが効率よく運用されることも期待できます。
さらに ”それに加えて”、おまけでカメラが LiDARスキャナ付きとなり、ストレージも128GBとなり、その他アップグレードし、さらに ApplePencil の「2」が使える(「3」が出るという噂もあった)……と、私にとって「アリ」 という小さいフラグがバシバシたくさん立ったのが、さらに気持ちを後押ししました。
16GBでなく、8GBを選んだワケ
機能的に8GBで充分。16GBは高すぎてコスパ低い
まず、今使っている 2018年版 iPad pro のメモリが4GBなのですが、普段使いではこれで全然困らないからです。 そして唯一困るのが、お絵描きをするアプリ「Procreate」を使う時でした。
iPad …というか大抵のタブレットには、PCと違って「スワップ」という仕様がありません。 なのでストレージの一部を仮想メモリとして使うワザが使えないので、基本的には、メモリの容量内でやりくりしなきゃいけないんですよね。
なので、「Procreate」でお絵かきする時のレイヤー数に、このメモリ容量が直撃するのでした。 メモリ4GBで、B5版解像度で描こうとすると、いいとこ14枚……。 個人的には最低でも20枚はレイヤー欲しいです。
これがメモリ8GBともなれば…… 倍とは言わずとも20数枚使えるようにはなるはず。 必要充分以上!
で、16GBは……そりゃあればあるだけ良いでしょうが、そのためにはストレージ1TB以上のモデルを買わないといけないんですよね……。 それはつらい。
…金額的に。
CPUがM1チップなので数字以上のパフォーマンスに期待
M1チップは、ノートPCでも使われているパワフルなものですが、それだけでなく、メモリ管理にとても優れた設計のCPUとして知られています。 M1チップ搭載のPCだと、相当なプロユースでもメモリ 8GBで足りてしまうと目下の噂で、実際そう言うプロの方も多いです。
これで16GBを積むとしたら、使い道はもう 4K動画の「編集」(→「書き出し」ではない)くらいではという話も出てるくらい。 その真偽はわかりませんが……話半分で聞いたにしても、相当なものです。
なので、M1チップを積んだメモリ 8GB iPad pro は 、少なくとも「8GB」の数字以上のパフォーマンスを出してくれるのではと私は期待しており、それでこの8GBモデルを選んだというわけです。
2021年型のなかでも12.9インチを選んだワケ
旧モデルだけど 11インチを持ってるから!
これに尽きます。逆に、これが最初の一枚目だったら 11インチを選んだでしょうね。
というのは、↓ こちらの記事で前にも書いた通り、お絵描き目的で描くなら「ネットモバイルの良さ」「携帯しながら使える良さ」は重要で、そのためのサイズ感は 11インチが限界だと思うんです。
なので今回は
……というジャッジが働いたワケだったのです。
ちなみに「Liquid Retina XDRディスプレイ」は無評価
滅茶苦茶綺麗になっているという噂の、12.9インチモデルだけに対応の「Liquid Retina XDRディスプレイ」なんですが、実は、これは正直私には全然刺さってません。
むしろ、これを無くしてその分安くしてもらいたかったくらいです。
……なぜって……。
お絵かき用に、ザラザラの「ペーパーライクフィルム」を貼ってしまうからですねw
ペーパーライクフィルムを貼ると、どうやったって画面が白っぽくなります。まあ、いつも貼っているので、貼っている状態でさらに綺麗に……にはなったということで。
というワケで……
おそらく、これを買ったらもう3~4年は買い替えしないんじゃないかなと思ってます。 あるとすれば 2018年版の 11インチが OS アップデート対象外になった時に、そっちの方を買い替えるくらいかと。
今の所、品薄で予約もしんどそうな雰囲気ですが、予約購入を迷っておられる方、予約は決めたけどスペックをどうすればよいか、迷っている方の助けになれば幸いです……!
その他にも、ストレージ容量や、ちょっと前に出た「iPad Air4」の話など、当サイトではお絵描きさん向けの iPad 考察記事がたくさんあります。よろしければ読んで行っていただけますと幸いです。
以上、「2021年版、iPad Pro 12.9インチ8GBを予約した3つの「ワケ」!」でした!