ちびせみ小編漫画「実家のちびせみちゃん」。今回は自宅の図書室に住む、小さな司書の妖精「レディーブック」のお話。
この内容を1ページにまとめたなんて力技だなと思う反面、ちょっと分りにくいかなあとも。最後のコマもっと大きくしたかった……。
お話のかいつまみ
レディブックはちびせみの家の図書室に住んでいる、てんとう虫みたいなフォルムがかわいいお姉さん妖精。 いつもはちびせみのパパやママの資料集めや史書の整理などをしています。
ご主人の娘であるちびせみの世話を命じられたレディブックですが、ちびせみはまだ字が読めません。
出来る限りのおもてなしでちびせみに本好きになってもらおうとしたレディブック。思いついたのは、とにかく本で楽しい体験をさせようという奇策だったのでした。
ちびせみ一家のみんなは、そんなレディブックが大好きなのです。
制作日誌:Procreate のブラシ設定が決まった!?
Procreate での漫画作画はこれで3つめ。 ようやく「これでいいかな?」というペン入れ用のブラシ設定が決まったように思います。
ていうか、まずはここまでの経緯を。
「抜き」の部分はそんなに悪く無いんですが、書き出しである「入り」がヌルッと太く入ってしまうんですよね。
極端な数値(1.5%)を入れてみると分るんですが、もうぜんぜん違う。 「入り」と「抜き」両方を、同じ数値1つで調整するのはちょっとつらいですね。
「強度」は「入り」と「抜き」で別々に数値を入れられる様になってるので、こっちも対応してもらいたいですねえ。
結局は「筆圧曲線」 orz
いい加減しんどいので、筆圧曲線での力の入れ具合で何とかする力技を試みました。 ブラシ設定に依存しすぎず、自分の手の力加減で「入り」「抜き」頑張ればいいじゃんと。
ちょいちょい試し描きしながらやっていって、この感じに。
そしてこれが、ブラシの方の微調整との合わせ技で、滅法言い感じにまとまりました。
ブラシ側の設定では、「強度」を「入り」は100%、「抜き」は52.9%にして、「先端」を91.7%にしてます。
これに上記の筆圧曲線を合わせた結果、ようやっと自分的にいい感じのペン入れ用ブラシになったと思います。
ただ、ブラシはともかく、筆圧曲線は全てのブラシに影響を与えるパラメーターなので、ペン入れ用でないブラシではちょっと書きづらくなった感はありますね。 筆圧がモロに太さに出るので、そこそこ均質な線を引きたい時にはちょっと想定外の線が引けてしまう手触りです。
ただ、これはブラシ設定の方でカウンター的なパラメーターを入れて相殺・調整できそうな気がしているので、以降試してみようと思います。
そんなこんなで
ようやくまともにワークフローを回せるようになった漫画制作。
長期間ぶりに漫画描きを再開したので、デジタル界隈もえらく進歩していて驚きの連続ですね。
これからも好きな漫画を描きつつ、技術や知識を磨いていければと思います。
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