URL除外クエリパラメーターの漏れと、自分アクセスの再現が原因の模様
前回「おさかなのつぶやき」で状況を伝える記事を書いたのですが、何とか対応できたと思うので「Wordpressの記事」としてまとめをアップします。(↓その元となった記事はこちら)
軽くさらうと、Google アナリティクスのビューカウントに、突然 /?customize_changeset_uuid= で始まる動的URLのページへのアクセスが、何百と大量に出現した…という現象です。
色々ネットで調べたところ、「下書き」などのプレビュー系のページを Google がクロールしてしまい、そのアクセスまで一々拾ってしまっている…ということのようでした。
でも、そのプレビューのページにアクセスできるのは当然私だけです。私からのアクセスは自宅のグローバルIPアドレスを見て除外(ノーカウント)する設定にしてあるので、そこにビューが発生するはずは無いんです。 何なんだろうこれは、誰か助けてください…というのが前回までのあらすじです。
ですが、おそらく解決しました! 今後はもう見られなくなるでしょう。
原因は見出しにも書いた通り、URL除外クエリパラメーターの指定漏れと、やっぱり自分のアクセスが除外されなくなっていたというものでした…。
2つの原因について
URL除外クエリパラメーター
実は各ページのURLには、ブラウザのURL欄に見えているだけでなく、色々なパラメーターが付与されていて、表示が省略されているのだそうです。 でも、Googleはその様々なパラメータが付いたURLを別個のものとして扱うので、Google アナリティクスのビューのリストには、見に覚えの無い変なパラメータ付きのページへのアクセスカウントが並んでしまいます。
なので Google アナリティクスでは、「このパラメーターは見なかったことにしてね」というフィルターをかけることができて、それが「URL除外クエリパラメーター」だというわけです。
実際はGoogleも、素の状態ですでに基本的なフィルターをかけてくれています。 でも、環境によってはそれに付け足す必要がでてくるんですね。
それが、WordPress の環境では指定しておかなくちゃならない、この3つなのでした。
customize_theme,
customize_messenger_channel,
ええ、私の謎の長いURLの構成要素そのままです…。
WordPress を立ち上げる際、Google アナリティクスのセットアップをキーワードに、各種設定についてそれなりに下調べはしていたのですが、これは WordPress という環境依存の設定なので、私が参考にした多くのサイトにはそれが書いておらず…(Wordpressの解説サイトじゃないのだから当然ですが)、それで今まで知らぬまま運営していたというわけでした…。
いつの間にかカウントされていた自分のアクセス
これは、事故によるものでした…。
私は、確かに自分の家のグローバルIPアドレスを、Googleでのカウントから除外する設定にしていたんですが、先週の中ごろ、ブレーカーを落としてモデムとルーターが再起動してたんですよね…。
こういう時、グローバルIPアドレスは振り直されてしまうわけで……。
つまりこういうことでした
- これまで除外クエリパラメーター漏れはあったが、自分アクセス除外が効いていたので無問題だった
- ネット機器が再起動して自宅のグローバルIPが変わった
- 自分のアクセスがカウントされるようになってしまった状態
- 数日は投稿も下書き作成もしてなかったので気付かないでいた
- (その間、ビューは微妙に自分の分が加算されていたはず)
- 週末に投稿で下書きを編集したタイミングで、一気に爆発
だったという…。
色々と問題がサブマリン状態で隠れていたんですね。
対策
というわけで原因がわかったので、対策をしました。
- 現状のグローバルIPを調べて(CMANなどで確認)除外設定を更新
- 除外クエリパラメーターを追記
もろもろ、勉強になりました…。
と、いうわけで…
なんとか原因を見つけて対処することができました。 対応完了から4時間ほど経っており、その間も、この記事を下書きにして編集したりしていますが、あの気持ちわるいURLは今の所ビューのリストに入って来ていません。
もう少し経過を見ないとあれですが、取り急ぎ対応完了の記事でした。
二週間問題なかったので、解決済みとしました!(2019.03.02)
同様の現象に悩まされている、私のようなうっかりさんの状況改善のヒントになれれば幸いです…!