わちゃわちゃキャラが可愛くて楽しすぎ!
チョコマカと可愛い小ネズミ警官マッピー君とネコギャング達との競演が楽しい、コミカルでシュールなトランポリンゲーム…それが「MAPPY」!
マッピーくんがアメリカンな警官で、敵の泥棒ネコ達はイタリアンマフィアな感じ。 ピンクネコの子分というか、子ネコ達がまた可愛いんですよねえ。
…映画「ゴッドファーザー」でドン・コルリオーネと重役達の脇を子供達がはしゃいで走り回るシーンがありましたが、あの感じに近い…と言うのは流石に言い過ぎですかね(笑)。
ポップアートが動いてハートをわし掴み
16x16ドットで作られたアイコンキャラクターですが、建物のディフォルメや「お宝」のアートワークにキャラクターデザインと、作り手のアートセンスがビシビシ伝わってくる、一つのアート作品でした。
そういったアイコンなキャラクター達が、大勢わちゃわちゃ動いて追いかけっこする様は、ポップなアートムービーを見ているかのようです。
動きもコミカルで、音楽もそれに合わせて軽快なノリ。 とにかくオシャレで楽しくて、遊び始めると延々とプレイしてしまったのを良く覚えています。
とにかくこのアートワークが好きで、当時、カンペンやら消しゴムやら下敷きやら、出ていたグッズをちょいちょい買っていたのを思い出します。 何個か取って置けばよかったなあ…。
奥深いトランポリン
泥棒ネコの館に忍び込んだ、主人公ネズミ警官のマッピー君。 ネコ達に捕まらないように盗品を回収する…というのがゲームの本筋。 追いかけっこをしながらのアイテム集めをするわけですが、ここで重要なのが、建物の中にある多数のトランポリン。
建物の中にトランポリンがある、という設定のぶっ飛び具合も最高なんですが、このトランポリンを使った追いかけっこの遊びがまた楽しいんですよね。
●トランポリンは連続4回バウンドで破れてしまう。一旦床に移動すれば回復するが破れたらもう直らない。
このトランポリンを使ってうまいことネコを回避してステージ内を移動する…これが上昇下降の加減速挙動の気持ちよさもあって、くせになるんですよねえ。
建物が5階層になっているのですが、途中で任意の階層に飛び移ることで浮揚時間を調整し、それでネコ達を振り切るという寸法です。
いつまでも同じトランポリンでバウンドしていると破れてしまうので、どの階層にどのタイミングで飛び移るかが熱かったですね。
ネコ3~4匹団体さんとトランポリンで跳ねているような状況では、アドレナリンが出ました。 跳ねている間はネコ達に触れても大丈夫ですが、いつまでもそうしてはいられません…!
「よし! ここで飛び移って…!」と飛び出した時に限ってネコと一緒に着地してミスになったりしたものです。
一応、ドアの開け閉めでネコをやっつけることも可能なんですが、基本は追いかけっこ。 ポリスマンであるマッピーの方が逃げ回る、という設定もまたシュールでよかったです。
そんなこんなで ~お金が無いと家にいる~
マッピーはBGMもまた秀逸です。
これは私のいた地域だけかもしれませんが、マッピーのBGMに合わせて
「お金が無いと家にいる」
「お金があるとどっか行く」
というヘンテコな歌詞で歌うのが一瞬流行りました。 みなさんの地域でもそういうのありましたかね? ちなみに大学以降の友達や同僚に聞く限りは全くそういうのありませんでしたが(笑)。
どことなくアメリカンで、ふんだんにポップでアートなこのゲーム。 今でも遊べますので、未プレイの方は是非試してみて欲しいですね。
お・か・ね・が無~いと~家にいる~♪
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